今年初め、東京から福岡に引っ越してこようと決めた時、一番に喜んでくれた人がいます、それは、私の母です。18歳で家を出てから、母は事あるごとに「もう、よかけん、早よ、こっちに帰ってこんね」と言っていました。私は、そんな母の口癖を聞くたびに、田舎には絶対に帰らんぞと、知らず知らずのうちに、意地になっていたのかもしれません。

そして、昨年の3月、東日本大震災が起こり、私のそんな考え方は大きく変わりました。それまでは東京で自分の家族を持ち、生活していましたが、大きな意味での家族を強く意識するようになり、娘の将来の事も考え、決断しました。

敬虔なカトリックである母は、毎週日曜日のミサは勿論のこと、よく教会に行きます。そこで、祈ります。何か大きな心配事があっても、「マリア様にいっぱいお祈りして来たけん、大丈夫よ」と母は言います。何か良い事があれば、「いっぱいお祈りしよるけん、お恵みのあるとよ」と母は言います。

b0288301_23485644.jpg


私は、そんな母が凄く好きです。これまでどれだけの心配をかけ、どれだけ私の為に祈ってもらったか分かりませんが、母はいつでも私の事を想い祈ってくれました。そして、私は福岡に引っ越してきて、教会に行くようになりました。いつの間にか、母の背中を見て育った自分が、今、ここにいます。

b0288301_23502485.jpg

by tak6542 | 2012-11-10 23:53