恩師

中学3年のこの時期を思い返すと、とても緊張していた自分がいます。中学時代、あまり勉強もせず、野球やサッカーばかりしていたのに、高校は進学校に進みたい、そんな無謀な私を応援してくれた恩師がいます、「あなたが、その高校に行きたいのなら、頑張って、今、勉強しなさい、応援するから」。その言葉を信じ、とにかくガムシャラに勉強していました。

しかし、どうしても苦手の国語の点数が上がりません。勉強しても勉強しても、合格できるような点数が取れない。私は、焦っていました。そして迎えた試験当日、あの寒い中、恩師:山浦先生はわざわざ試験会場に来て、緊張で押しつぶされそうな私にこう言ってくれました、「あんたは、もう国語は捨ててよかけん、他の教科で頑張りなさい」。その言葉を聞き、私は不思議と緊張が解け、開き直っていました。試験中、あまり考えすぎず、リラックスして試験が無事終わりました。あまり良く出来たという確信はありませんでしたが、結果はそれまで取ったことのないような高得点。どうにか志望校に合格することができました。

あの時、山浦先生が、もし、緊張している私に「国語で失敗したら、落ちるけん、しっかり頑張りなさい」などとアドバイスをしていたら・・・ 結果は全く違っていたかもしれません。そう考えると、アドバイスや言葉一つがどれだけ大切で重要かを考えさせられます。

中学校最後の年、山浦先生が担任であったことは、私にとって本当に幸運だったと思います。幸いなことに、山浦先生とは今でも交流がありますが、先生はあの頃と同じように私を応援してくれています。もしかしたら、恩師にとって私は、あの頃のままなのかもしれません。

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by tak6542 | 2013-01-27 00:09