潮干狩り

先日、仕事で愛宕浜に向かっていると、そこには、ほのぼのとした春の風景。心地よい海風をうけ、たくさんの人が潮干狩りを楽しんでいました。私は、バケツ片手に砂浜を歩いている少年を見ながら、ふるさとの海を想っていました。

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子供の頃、家の数メートル先は海という環境で育った私は、春になると、引き潮になるのを待ち、兄弟と競い合うようにアサリを採っていました。アサリの味噌汁がいっぱい食べたかったから、ではなく、採ったアサリを売りにいくのが楽しみだったからです。近所でアサリを買い取ってくれるおばさんがいて、量りで今日のアサリは何グラムと言って、その場で茶封筒に現金を入れて手渡してくれました。その茶封筒をポケットに入れ、空っぽになったバケツを持ち、すっかり暗くなった帰り道を、満面の笑みで走っていたあの頃の自分を、今思い返すと、おかしくなります。

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自分で稼いだそのお金で何を買ったかはよく覚えていませんが、兄や弟と遊びではなく本気でした潮干狩りは、懐かしい春の思い出の一つです。

by tak6542 | 2013-05-01 23:03