クボタの父ちゃん

年を取って初めて気付くことがあります。
先日、ヤフオクドームに行き、ホークスを応援してきました。球場は屋根つきのドーム、20数年前に一度だけ行った天然芝の平和台野球場(福岡市中央区城内)とは雰囲気が全く違っていました。


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中学生の時、友達のクボタに誘われ田舎の地元鹿町から大都会福岡へダイエーホークスを興奮して見に行ったあの夏。目を閉じれば、浮かんでくるのは平和台球場へ向かう石畳の橋と、私を無償で連れて行ってくれたクボタの父ちゃんの優しい眼差しです。

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クボタの父ちゃんは口数の少ない人でしたが、子供想いの優しい寛大な人でした。あの頃は、ただプロ野球を生で見られるという嬉しかった気持ちですが、今こうして、私も誰かの父ちゃんになって想うのは、自分の息子の友達である私を粋な計らいで連れて行ってくれたクボタの父ちゃんに対する“ありがとう”の気持ちです。

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野球そっちのけでかき氷をおいしそうに食べる娘の横で、私はそんな昔の事を懐かしんでいました。暇を持て余し野球に飽きた娘とドームを後にしたのは、まだ4回の裏でした。

by tak6542 | 2013-07-13 22:26