2013年 01月 20日 ( 1 )

日本のフォレスト

昨年の東京マラソンからまもなく1年が経とうとしています。まさか今自分がこうして福岡で生活しているとは、あの時は全く想像できませんでした。もし分かっていれば、一度は東京マラソンに出場しとけばと、正しく、後悔先に立たず。

しかし、昨年の東京マラソン、浅草の雷門の参道で初めて応援しました。なぜならば、どうしても生で見たい一人のランナーがいたからです。それは、市民ランナーの川内優輝さんです。私は勝手に、埼玉のフォレスト、いや、日本のフォレスト、と呼んでいます。

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彼の既成概念にとらわれない独自の練習方法、あくまでも最大の敵は自分自身と思わせる言動、たまにやらかすオッチョコチョイのミス、そして、あの歯を食いしばりながら走り続けるその姿、彼は最近の我が家でよく話題になっています。

昨年の事を思い出すと鳥肌が立ちます。おそらく雷門辺りは30㎞手前、先頭集団に入って来るのかと待ち構えていましたが、彼はまだ来ません。しばらくして、「川内、かわうち、カワウチ・・・」と大きな声援の波が近づいてきました。それはほんの数秒でした。彼は歯を食いしばりながら私たちの目の前を風のように走り抜けていきました。周りにいた観客はその日一番の大声で、「川内、がんばれー!!!!」と叫んでいました。私も無心で彼の名前を叫んでいました。

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あの時近くにいた見知らぬ人たちから伝わってきた熱気のようなものは、一体なんだったのか、たまに思い返すことがあります。あれは川内選手が持っている氣だったのかもしれません。今年の東京マラソン、どんなドラマが待っているのか楽しみです。

by tak6542 | 2013-01-20 00:59