2015年 03月 21日 ( 1 )

二人だけの写真

仕事を終え帰宅しドアを開けると、玄関先に一枚の写真が置いてありました。

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次の日、母から電話をもらいました。開口一番、『いやぁー、参ったねぇ・・・ あの子には・・・』。母はゆっくりと噛みしめるように語り始めました。その前日、私の両親は2時間かけて孫二人を見に福岡に遊びにきました。ほんの数時間の滞在でも、娘と息子はばあちゃんと沢山遊んでもらったということでした。特に娘にとってばあちゃんは、何でもわがままを聞いてくれる特別な存在のようです。そして、帰り際、玄関先で、母は、『また、来るけんね。少し寂しくなるねぇ』。すると、娘は自分の部屋に戻り、一枚の写真を持って来て言い返したそうです、『ばあちゃん、私は寂しくなかよ。だって、この写真があれば、いつも、ばあちゃんと一緒だから』。その写真には、数年前、お菓子屋さんの前で二人並んでポーズをしている娘とばあちゃんが写っていました。

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しばらく電話の向こうで黙っていた母、『ばあちゃんは幸せばい。孫に、そがん風に想われて・・・』。娘が東京で生まれた時、母は1ヶ月ほど、東京に来てくれました。あの頃が懐かしく、そして、今が微笑ましい、そんな一日のエピソードでした。

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by tak6542 | 2015-03-21 23:30