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恩師

中学3年のこの時期を思い返すと、とても緊張していた自分がいます。中学時代、あまり勉強もせず、野球やサッカーばかりしていたのに、高校は進学校に進みたい、そんな無謀な私を応援してくれた恩師がいます、「あなたが、その高校に行きたいのなら、頑張って、今、勉強しなさい、応援するから」。その言葉を信じ、とにかくガムシャラに勉強していました。

しかし、どうしても苦手の国語の点数が上がりません。勉強しても勉強しても、合格できるような点数が取れない。私は、焦っていました。そして迎えた試験当日、あの寒い中、恩師:山浦先生はわざわざ試験会場に来て、緊張で押しつぶされそうな私にこう言ってくれました、「あんたは、もう国語は捨ててよかけん、他の教科で頑張りなさい」。その言葉を聞き、私は不思議と緊張が解け、開き直っていました。試験中、あまり考えすぎず、リラックスして試験が無事終わりました。あまり良く出来たという確信はありませんでしたが、結果はそれまで取ったことのないような高得点。どうにか志望校に合格することができました。

あの時、山浦先生が、もし、緊張している私に「国語で失敗したら、落ちるけん、しっかり頑張りなさい」などとアドバイスをしていたら・・・ 結果は全く違っていたかもしれません。そう考えると、アドバイスや言葉一つがどれだけ大切で重要かを考えさせられます。

中学校最後の年、山浦先生が担任であったことは、私にとって本当に幸運だったと思います。幸いなことに、山浦先生とは今でも交流がありますが、先生はあの頃と同じように私を応援してくれています。もしかしたら、恩師にとって私は、あの頃のままなのかもしれません。

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by tak6542 | 2013-01-27 00:09

日本のフォレスト

昨年の東京マラソンからまもなく1年が経とうとしています。まさか今自分がこうして福岡で生活しているとは、あの時は全く想像できませんでした。もし分かっていれば、一度は東京マラソンに出場しとけばと、正しく、後悔先に立たず。

しかし、昨年の東京マラソン、浅草の雷門の参道で初めて応援しました。なぜならば、どうしても生で見たい一人のランナーがいたからです。それは、市民ランナーの川内優輝さんです。私は勝手に、埼玉のフォレスト、いや、日本のフォレスト、と呼んでいます。

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彼の既成概念にとらわれない独自の練習方法、あくまでも最大の敵は自分自身と思わせる言動、たまにやらかすオッチョコチョイのミス、そして、あの歯を食いしばりながら走り続けるその姿、彼は最近の我が家でよく話題になっています。

昨年の事を思い出すと鳥肌が立ちます。おそらく雷門辺りは30㎞手前、先頭集団に入って来るのかと待ち構えていましたが、彼はまだ来ません。しばらくして、「川内、かわうち、カワウチ・・・」と大きな声援の波が近づいてきました。それはほんの数秒でした。彼は歯を食いしばりながら私たちの目の前を風のように走り抜けていきました。周りにいた観客はその日一番の大声で、「川内、がんばれー!!!!」と叫んでいました。私も無心で彼の名前を叫んでいました。

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あの時近くにいた見知らぬ人たちから伝わってきた熱気のようなものは、一体なんだったのか、たまに思い返すことがあります。あれは川内選手が持っている氣だったのかもしれません。今年の東京マラソン、どんなドラマが待っているのか楽しみです。

by tak6542 | 2013-01-20 00:59

1月2日のイチさん

10年ほど前から1月2日は、私にとっての大切な人に会う日、その女性イチさんは平戸大橋から車で約30分の集落に一人で住んでいます。あと数年で100歳を迎えようとしている友人です。

イチさんに初めて出会ったのは、19歳の真夏の日、たまたま行った平戸の有名な海水浴場;根獅子(ねしこ)で、イチさんは海の家で看板娘をしていました。

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家族連れやカップルなどたくさんのお客さんがいるなかで、イチさんは手際よく、ひとりひとりに心のこもったおもてなしをしていました。とても気さくなイチさんは既に人気者で、イチさんを目当てにその海の家に毎年来ているという人がたくさんいました。私もイチさんのそんな温かい人柄に吸い寄せられるように、夏になると会いに行くようなり、いつしか、会いに行く日は、毎年、1月2日になっていました。

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昨年末に珍しく体調を崩したと連絡を受け心配していましたが、今年も娘を連れていくとイチさんは相変わらず素敵な人でした。娘がキャンディを一つイチさんに渡すと;
イチさん:「これ、なあに?」
娘:「ハイチュウ!」
イチさん:「ハイチュウ・・・それは、なにかの飲み物やったかねぇ?」
私:「???」
妻:「それは、酎(チュウ)ハイじゃない!?」
娘以外の3人:「ワァ、はっ、はっ、はっ(爆笑)」


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イチさんとの初笑い、今年も頑張れそうな気がします。
ラン、シーサイド、ラン

by tak6542 | 2013-01-11 23:28

友(とも)

佐世保での高校3年間、勉強そっちのけで、サッカーにのめり込んでいました。専門的な監督がいなかったので、自分たちで練習方法を話し合ったり、フォーメーションを組み替えたりと、今思えば草サッカーみたいで恥ずかしいですが、あの頃は、必死で、そして、本気でした。

あまり強いチームではありませんでしたが、お互いを想ういいチームだったと思います。それは、高校を卒業してから分かりました。正月などに佐世保に帰ると、地元に残って働いているメンバーから連絡があります、「どがんしよっと?」。20代の時は、自分の事でいっぱいいっぱいで、サッカー部のメンバーに再会することを重要視していませんでしたが、年を取れば、会いたくなるのは、昔の戦友です。

昨年末、珍しく私が幹事になり、初めて家族同伴の同窓会を佐世保の天津包子でしました。集まったメンバーとの近況報告や昔話も面白かったですが、初めて会う奥さんや子供達との交流は、また興味深く、今後も続けていきたいと思っています。中学、高校、大学と何を勉強したかは殆ど覚えていませんが、何を得たかは最近分かるようになりました。それは、かけがえのない素晴らしい友人達です。

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今年も既に5日経ちましたが、今年の年末も笑顔で西高サッカー部の同窓会が出来るよう、気を引き締めて、日々精進したいと思います。本年も、よろしくお願いします。

by tak6542 | 2013-01-06 00:46