クレイジーな人たち

7月20日、ついにランドンはやってくれました。2月14日からスタートして157日、肉腫癌治療研究の為に集めた募金:約1,000万円、走りぬいた距離5,099km。

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ランドンをここまで突き動かしたものは一体何だったのか、私は考えていました。おそらく初めは、ランドンのこのクレイジーなアイディアを信じた人はごく僅かだったはずです。しかし、ランドンはクレイジーではなかったのです。少し大袈裟かもしれませんが、私はスティーブ・ジョブズがアップルに復帰した直後の1997年からTVコマーシャルで流れていた『Think different』キャンペーンを何故か思い返していました。

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今回ランドンを福岡から応援してきて、体がゾクゾクっとなる鳥肌が立つ一枚の写真がありました。それは、ゴールの約1週間前に、ランドンがこの企画を始めようと2012年の11月から幾度となく連絡を取り合いサポートしてくれた、アメリカ肉腫癌財団に勤めるホリーさんがランドンの応援に駆けつけたものです。そこで、二人は初めて顔を合わせたということです。ホリーさんのコメント:「あなたと一緒に働くことが出来たのは私にとってとても名誉なことでした、そして、あなたを知ることができたことも。ランドン、心から愛をこめて」。

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by tak6542 | 2013-07-27 22:59

家族

久々にこれは見たいと楽しみにしていた映画『東京家族』を、先日、妻と二人で鑑賞しました。実際に昨年まで東京で暮らしていたので、映画のストーリーさながら、自分の両親が佐世保から東京に来た時のストーリーと重なり、映画を見ながら自然と、自分の家族について考えてしまいました。

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それにしても、母親役の吉行和子さんの演技がとても素晴らしい。私は彼女のセリフの一言一言に何か大切なものを感じ、胸を打たれました。映画のコマーシャルで「家族って、やっかいだけど、愛おしい」という風なコメントがあったと記憶していますが、吉浦風に言うと、「家族って、やっかいだからこそ、愛おしい」がピンとくるように思えます。

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一人の映画ファンとして、山田洋次監督には是非次回作として『幸福の黄色いハンカチ、あれから半世紀』みたいな続編を、高倉健さん、倍賞千恵子さん、武田鉄也さん、桃井かおりさん、オール再出演で撮ってほしいなと本気で思っています。

by tak6542 | 2013-07-19 23:25

クボタの父ちゃん

年を取って初めて気付くことがあります。
先日、ヤフオクドームに行き、ホークスを応援してきました。球場は屋根つきのドーム、20数年前に一度だけ行った天然芝の平和台野球場(福岡市中央区城内)とは雰囲気が全く違っていました。


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中学生の時、友達のクボタに誘われ田舎の地元鹿町から大都会福岡へダイエーホークスを興奮して見に行ったあの夏。目を閉じれば、浮かんでくるのは平和台球場へ向かう石畳の橋と、私を無償で連れて行ってくれたクボタの父ちゃんの優しい眼差しです。

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クボタの父ちゃんは口数の少ない人でしたが、子供想いの優しい寛大な人でした。あの頃は、ただプロ野球を生で見られるという嬉しかった気持ちですが、今こうして、私も誰かの父ちゃんになって想うのは、自分の息子の友達である私を粋な計らいで連れて行ってくれたクボタの父ちゃんに対する“ありがとう”の気持ちです。

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野球そっちのけでかき氷をおいしそうに食べる娘の横で、私はそんな昔の事を懐かしんでいました。暇を持て余し野球に飽きた娘とドームを後にしたのは、まだ4回の裏でした。

by tak6542 | 2013-07-13 22:26

ちょいワルオヤジの背中

この業界に入って気づいたことがあります、それは、50代・60代の男性の方々には元気で面白く、そして、オシャレな人が多い、という事です。そんなちょいワルオヤジ達から共通して感じるのは、人生は楽しい、今を愉しもう、というポジティブな雰囲気です。

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先日、仕事を通して、久々に強烈な個性のちょいワルオヤジ(お客様)に会いました。その方の一つ一つのエピソードがドラマチックで可笑しく、私は何度も笑いを堪えられず吹き出してしまいました。普通なら5分で済む話が、その方と話すと1時間近くになります。

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10数年後には、私も50代になります。その時、一体自分はどんなオヤジになっているのだろう、と、ふと考えます。これからも色々なちょいワルオヤジの方々との出会いがあると思いますが、彼らの背中から学ぶ事はきっと多いはずです。ちなみに、高田純次さんは、私にとってのヒーローではありませんが、もの凄く好きな男性の一人です。

by tak6542 | 2013-07-05 22:57